直木賞発表直後から図書館の予約殺到!司書ママが見たリアルな現場の熱気
こんにちは、北海道で図書館司書をしている「みろく」です!
7月15日、直木賞の発表がありましたね。
候補5作品が発表されてから、これらの本には連日予約が入っていました。
私は毎朝出勤すると、前日の閉館後から開館前までに入った予約をチェックしています。予約された時間も分かるので、同じ時間帯に一気に予約が入っていると、「テレビで紹介されたのかな?」なんて、前日の出来事を想像することもあります。
そんな私が、直木賞発表の翌朝、予約状況を見て驚きました。
実は、直木賞が発表される前日、受賞作『けんぐゎい』への予約はほとんどなかったんです。
ところが15日の夜、直木賞の発表を境に状況が一変!翌朝確認すると、『けんぐゎい』には長い予約待ちの列ができていました……!
北海道にゆかりのある作家さんの快挙に胸が熱くなる一方で、図書館では利用者の予約が優先されます。予約待ちがある間は、図書館スタッフ本人はもちろん、その家族も予約することができません。
つまり、人気作は司書の私たちも簡単には読めないんです(笑)。今回の『けんぐゎい』も、私はまだ予約すらできない状態。いったい、どんな作品なんだろう?と、ますます読んでみたくなっています。
祝・直木賞!北海道ゆかりの作家、朝倉かすみさんとは?
今回見事に直木賞を受賞された朝倉かすみさんは、北海道小樽市のご出身。北海道にゆかりのある作家さんです。
北海道新聞で、朝倉さんが幼少期の思い出などを書かれた文章を時々目にすることがあり、北海道にゆかりのある作家さんとして、以前からお名前は身近に感じていました。
そんな朝倉さんが、今回『けんぐゎい』で直木賞を受賞。しかもこの作品は、朝倉さんにとって初めての時代小説なのだそうです。
北海道にゆかりのある作家さんの受賞ということもあり、図書館で予約が一気に増えていく様子を見ていると、私もますます読んでみたくなります。
直木賞受賞作、朝倉かすみさんの『けんぐゎい』ってどんなお話?
今回の直木賞受賞作『けんぐゎい』は、文政期の江戸を舞台にした、朝倉かすみさん初の時代小説です。
主人公は、幼い頃の病によって顔に痘痕(あばた)が残った女性・ふゆ。
「圏外(けんぐゎい)」というタイトルが示すように、世間から外へ追いやられるように生きてきたふゆが、ある女性産医との出会いをきっかけに、自分の人生を切り開いていく物語です。
江戸時代の女性たちを描いた作品ですが、そこに描かれる「社会の中で居場所を奪われること」や「自分らしく生きること」は、現代を生きる私たちにも考えさせられるテーマなのではないでしょうか。
私自身はまだ図書館の予約待ちで、実際には読めていません。
それでも、直木賞の発表をきっかけに、私の働く図書館でも『けんぐゎい』の予約が一気に増えていく様子を目の前で見ました。
北海道にゆかりのある作家さんが直木賞を受賞した。
そして、その瞬間にたくさんの人が「この本を読んでみたい」と動き出した。
その光景が、司書としてとても印象に残っています。
私自身も、順番が来て『けんぐゎい』を読める日を楽しみにしています。
そして実は、今回の直木賞受賞と図書館での予約の急増を目の前で見たことが、私がこのブログを始めるきっかけの一つになりました。
本が人から人へ渡っていく瞬間って、こんなに面白いんだ。
図書館で働いているからこそ見えること、北海道で暮らしているからこそ出会える本や場所、そして私自身が「これ、いいな」と思ったもの。
そんなことを、少しずつこのブログで紹介していけたらと思っています。

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