こんにちは、北海道で図書館司書をしている「みろく」です。
子どもたちが小さかった頃、よく読み聞かせていた絵本があります。
それが、かわいいおばけが登場する『おばけのマール』シリーズです。
『おばけのマールとまるやまどうぶつえん』や『おばけのマールとふしぎなかがくかん』は、私自身も子どもたちと出かけたことのある場所が舞台になっています。
絵本を読んでいた頃のことは、今となっては遠い記憶。でも、図書館のお話会でもこのシリーズにまつわる印象的な場面がありました。
今回は、そんな思い出とともに、北海道ゆかりの絵本『おばけのマール』シリーズをご紹介します♪
『おばけのマール』ってどんな絵本?
『おばけのマールシリーズ』は、札幌の円山に住む小さなおばけ、マールが主人公の絵本シリーズです。
絵を担当しているのは、なかいれいさん。文は、けーたろうさんです。
2005年に『おばけのマールとまるやまどうぶつえん』が刊行されて以来、これまで、札幌を中心にさまざまな場所を舞台にしたお話が刊行されています。
北海道にゆかりのある場所が登場するので、道内に住んでいる方なら「ここ、知ってる!」とうれしくなるかもしれませんね。
絵本の世界を楽しみながら、身近な場所にも親しみを感じられるところが、このシリーズの魅力のひとつだと思います。
私が今回ご紹介したいのは、子どもたちと一緒に出かけた思い出のある、こちらの2冊です。
『おばけのマールとまるやまどうぶつえん』
円山動物園が舞台になった一冊です。
物語では、マールが円山動物園に迷い込み、シマフクロウのホーホーをはじめ、さまざまな動物たちと出会います。
円山動物園といえば、札幌のお出かけ先としておなじみの場所ですよね。
私も子どもたちが小さかった頃、一緒に出かけたことがあります。
子どもたちと過ごした時間や、絵本を読み聞かせていた頃を思い返すと、なんだか懐かしい気持ちになります。
絵本に登場する場所を実際に訪れたことがあると、お話の世界が少し身近に感じられるもの。
小さなお子さんと一緒に読むなら、絵本を楽しんだあとに「ここに行ったことがあるね」「今度また行ってみたいね」と、親子でお話を広げるきっかけにもなりそうです。
円山動物園に行ったことがある方は、マールと一緒に動物園の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
『おばけのマールとふしぎなかがくかん』
もう一冊は、『おばけのマールとふしぎなかがくかん』。
こちらは、新札幌にある札幌市青少年科学館を思い出す一冊です。
私も子どもたちと青少年科学館へ出かけたことがあり、この絵本には親しみを感じます。
お話の中では、マールがロボットのウィンキーに連れられて「かがくかん」へ。そこでさまざまな不思議に触れ、宇宙飛行士のお姉さんにも出会います。
科学館というと、展示を見たり、科学の不思議に触れたりできる場所。プラネタリウムも楽しみの一つでした。
子どもにとっては「どうして?」「なんで?」がいっぱい見つかる、ワクワクするお出かけ先ですよね。
絵本を読んでから実際の科学館へ行くのも楽しそうですし、反対に、科学館で遊んだあとに絵本を開いてみるのもよさそうです。
私自身、子どもたちと出かけた当時の細かな記憶は薄れてしまいましたが、こうして絵本を通して振り返ると、子育て中の時間が懐かしく感じられます。
親子で楽しんだ場所が絵本の中にも登場する。そんなところも、『おばけのマール』シリーズの魅力ですね。
図書館のお話会で見た、小さな子どもたちの姿
実は、図書館でも『おばけのマール』シリーズにまつわる思い出があります。
図書館には、子どもたちに絵本を読み聞かせるお話会があります。
あるとき、司書課程のある学校から実習に来ていた学生さんが、お話会で『おばけのマール』シリーズの絵本を読み聞かせていました。
そのときに読まれていたのが、こちらの絵本だったと思います。
そのとき、小さな子どもたちが絵本を真剣に見つめていた姿が印象に残っています。
子どもたちが読み聞かせに集中していた様子は、今でもふと思い出します。
「えっ、次はどうなるの?」と言いたげな、真剣なまなざしで。
絵本は、大人が読んであげるだけのものではありません。
子どもたちが絵をじっと見たり、お話の続きを楽しみにしたり、心の中でいろいろなことを想像したり。
読み聞かせをしていると、そんな子どもたちの姿に出会うことがあります。
『おばけのマール』シリーズも、子どもたちが物語の世界に入り込むきっかけになっているのかもしれませんね。
図書館司書として子どもたちと絵本に関わってきたからこそ、こうした場面は心に残っています。
子どもと読んだ絵本は、大人になってからも懐かしい
子どもたちが小さかった頃、私は『おばけのマール』シリーズをよく読み聞かせていました。
円山動物園や青少年科学館だけでなく、
時計台や(『おばけのマールとおかしなとけいだい』)
中島公園の札幌コンサートホールKitara(『おばけのマールとたのしいオーケストラ』)、
さっぽろ雪まつり(『おばけのマールとゆきまつり』)
に一緒に出かけたこともあります。
ただ、当時の細かな出来事は、時間がたつにつれて少しずつ遠い記憶になっていくものですね。
それでも、絵本をきっかけに「あの頃、よく読んでいたな」「一緒にあそこへ行ったな」と思い出せるのは、うれしいことだなと思います。
子育て中は毎日が慌ただしく、読み聞かせもお出かけも、日常の一場面として過ぎていきます。
でも、何年もたってから絵本を手に取ると、当時の暮らしを振り返るきっかけになることがあります。
『おばけのマール』シリーズは、札幌や北海道にゆかりのある場所を舞台にしているところも魅力です。
小さなお子さんへの読み聞かせに、親子でのお出かけのきっかけに。そして、子育てが少し落ち着いた大人が、懐かしい気持ちで手に取る絵本としても楽しめそうです。
まとめ:北海道ゆかりの絵本を親子で楽しもう
今回は、私にとって思い出のある『おばけのマール』シリーズから、『おばけのマールとまるやまどうぶつえん』と『おばけのマールとふしぎなかがくかん』をご紹介しました。
子どもたちが小さかった頃の読み聞かせや、実際に出かけた場所のこと。さらに、図書館のお話会で小さな子どもたちが絵本を真剣に見つめていた姿。
絵本を振り返ることで、いろいろな思い出がよみがえってきました。
北海道には、身近な場所や風景に親しみを感じられる絵本があります。
みなさんにも、子どもたちと一緒に読んだ懐かしい絵本はありますか?
久しぶりに手に取ってみると、忘れていた思い出に出会えるかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!




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